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ネット接続

通信の上り方向速度が大事なケース

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ADSL回線のインターネット接続サービスはだいたい役目を終え、サービス自体もほぼ終了を迎えつつあります。

ADSLはその正式名称にもあるとおり通信の上下方向の速度が異なる通信の規格です。

ADSLのシェアが大きかった時期に光回線のメリットの一つは上下方向で通信速度に違いがないこととされていました。

ただ、以前は通信回線の上り方向の通信速度を必要とする使い途が少なく、上りの通信速度が云々されるケースはあまりなかったと思います。

今はこの状況も少し変化してきていて、通信の上り方向の速度が大切になるケースも増えてきました。

今回は光回線のインターネット接続サービスを選ぶメリットの一つ、上り方向の通信速度が下り方向と変わらない特徴が活きる使い方をいくつか取り上げます。

クラウドストレージ

「クラウドストレージ」という一般名詞になじみがない方もいらっしゃるかもしれませんが、Google DriveやDropboxという名前のサービスを実際に活用しているユーザーは多いと思います。

「オンラインストレージ」という名前でこの手のサービスを認識している方も多いかもしれませんね。

実際のサービスの中身としては、インターネットの向こう側のどこかにあるサーバ上にデータを格納するディスクがあって、それをインターネットの回線経由で外付けハードディスクのように利用出来る仕組みです。

LANの外側にあるNASのようなもの、と考えてもいいかもしれません。

クラウドストレージではインターネットを介して実際にデータがあるサーバとやりとりを行ないます。

ですのでクラウドストレージの使い勝手には通信回線の実質の通信速度が非常に大事になります。

クラウドストレージにあるデータを取ってきたり中身を確認するためには、通信回線の下り方向を使います。

逆にパソコンにあるデータをクラウドストレージにコピーするには、通信回線の上り方向を使います。

ですので、クラウドストレージにデータを送る操作をサクサク動かすためには、通信回線の上り方向の通信速度が大事になってきます。

Google Drive、OneDrive、iCloudなどをフル活用するユーザーは、上り方向の通信速度が下り方向と基本的に一緒の光回線などが適しています。

ネット動画のアップロード

YouTubeやニコニコ動画など、インターネットの動画共有サービスに自作動画をアップロードするときにも通信回線の上り方向がメインで利用されます。

ネット動画では動画の1秒あたりのデータ量、「ビットレート」が制限されています。

それでも動画は写真などの静止画とは比べものにならない巨大なデータサイズになります。

アップロードを素早く終わらせるには通信回線の上り方向の通信速度が十分に速くないとダメです。

ライブストリーミング

ニコニコ生放送やYouTube ライブなど、ユーザーがインターネット経由で独自の放送を行なう「ライブストリーミング」でも通信回線の上り方法をフル活用します。

上り方向の通信方速度が十分でないと、放送が途切れたり画質が十分でない状態になったりします。

ライブストリーミングでは基本的にリアルタイムの発信で、テレビの生放送と同じようなイメージになります。

このため映像の圧縮に画質重視の高度な仕組みが使えません。

ですので回線の上り方向の通信速度がより大事になってきます。

自宅にサーバを置く

インターネットに接続出来る回線があると、ちょっとした工夫で自宅のパソコンをWebサーバにしてインターネットでホームページやblogを公開することが出来ます。

このとき自宅のパソコンにある写真などのデータを外から見てもらう時には、やはり主に上り方向の通信が使われます。

写真ならばよほど高解像度の画像を公開しない限り、通信速度の方はそれほど高速でなくても大丈夫です。

が、動画などデータの大きさが大きくなりがちなものを公開したいときには、通信速度の速さが使い勝手の絶対条件になってきます。

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